今年のお盆に、結婚後初めて、夫の実家に帰省!ともなれば、嫁としては当然緊張しますね。
一番気になるのが、嫁としてどれくらい家事のお手伝いをしたらいいか・・・ということではないでしょうか。
嫁として、やっぱり義両親に気に入られたい。でもまだ新米主婦だから、家事は苦手だし、要領も良くない。うまくお手伝いできるだろうか、お手伝いしなければダメなんだろうか・・・と、不安いっぱいだと思います。
でも、初めての帰省から気負いすぎては、今後の帰省も精神的に負担になってしまいます。
「お手伝いしなければ」と義務に感じるのではなく、気楽に考えていきましょう。
夫の実家に帰省した時の家事手伝いは嫁としてどうすればいい?
まず、お嫁さんにお手伝いを期待されているのか、期待されていないのか・・・。それは、義両親のタイプによるので、一概には言えません。
姑のタイプは様々。優しくてお嫁さんをお客様扱いしてくれる姑もいれば、どんどんその家のやり方を覚えてほしいと、お手伝いを期待する姑もいるでしょう。
どんなタイプの姑であっても、まず、「手伝いをする気持ちがある」という態度でいることが一番大事です。
その気持ちを表現するためにも、エプロンは持参するのがお勧めです。
まず、手伝いをした方がいいか、しなくてもいいか・・・ですが、「何か手伝うことはありますか?」という聞き方よりも「何か手伝わせて下さい」という言い方をした方が印象良いです。
もし「じゃあ○○をして」と言われた場合は、簡単。言われたことをお手伝いしましょう。
むしろ、「大丈夫よ、座っていて」とか「ゆっくりしていてね」と言われる方が、難しいかもしれませんね。そうは言われても、心の中では手伝いを期待されているかもしれない、まだ初めてだから社交辞令でそう言ってくれているのかもしれない・・・なんて、考えちゃいますよね^^;;
もし「ゆっくりしていてね」と言われた場合は、その時は素直に「ありがとうございます。もし何かあったら、いつでもお手伝いするので声をかけて下さい」と言っておきましょう。
そして、まずは姑にお手伝いを確認し、何もすることが無ければ、次に舅に声をかけるのも、結構ポイント高くなります。
お盆の時期は舅も休暇中で家にいることが多いでしょう。
普段忙しいためにできない作業をしている可能性もあります。もし舅が庭仕事など、何か作業していたら、舅に「何かお手伝いありますか?」と声をかけてみるのもお勧め。
舅が何もせずのんびりしていたら、舅との会話に付き合ったり。晩酌などしていれば、舅の晩酌に付き合ったりすると、かなり好印象です。
とにかく、まずは「その家に馴染もうとしている」という姿を見せることで、義両親からの印象はかなりアップしますよ。
そして、「何もしなくていい」と言われたとしても、手を出して差し支えない範囲でちょこっとお手伝いをするのが良いです。
・食事の後に食器を流しに下げる
・テーブルをふく
・洗った後の食器をふく
・買い物に行く
・・・等。気を遣いすぎたり無理をしたりすることは無いので、まずはちょこっとしたことだけ、お手伝いしていくのが良いでしょう。
また、やはり朝寝坊はお勧めできません。「ゆっくり寝ていてね」と言われても、できれば姑が朝食の支度をするくらいの時間に起きるのがお勧めです。
朝食の手伝いをしなくて良い場合でも、配膳だけでも手伝うと良いでしょう。
きちんと早起きするだけでも、「お客様状態ではない」ので、嫁として好印象ですよ。
夫の実家に帰省した時に料理の手伝いはどうする?
料理は、姑によっては、「自分のやり方があって手を出してほしくない」という場合もあります。
これも、エプロンを付けて、まずは「何かお手伝いさせて下さい」と声をかけてみましょう。「じゃあ○○してくれる?」と言ってもらえれば、そのお手伝いをすればOK。
手伝いの必要が無ければ、やはり「何かやることがあれば言って下さい」と言って、素直に甘えて大丈夫です。
もしくは、「お義母さんの料理を覚えたいので、見ていてもいいですか?」と言ってみるのもいいかもしれません。「今度○○さん(←旦那の名前)にも作ってあげたいので」と言えば、姑も悪い気はしません。
そして、出てきた料理に関しては、大げさなくらい「おいしいです」と感想を言うといいです。料理を作った人はとにかく「おいしい」と言ってもらえるのが一番ですから。「おいしい」は本当にしつこいくらいに言ってちょうど良いくらいです。
「おいしい」「どうやって作るか今度教えて下さい」と言うと、姑は結構嬉しいものです。
料理は一切姑にお任せだったとしても、食事の後に、お茶だけでも淹れるようにすると、それだけでもかなり気が利く嫁になりますよ。今どきお茶まで気が利く若者って、意外に少なかったりするので。
また、料理を全て姑にお任せしていく場合、可滞能なら在中に1回はあなたが料理するのもお勧めです。
「ずっとお世話になっているので、今日の夕飯はぜひ私に作らせて下さい。お義母さんはゆっくり休んでいて下さい。」と、1回だけでも料理担当すると良いでしょう。
慣れない台所を使うこともありますし、最初から凝った料理を作る必要はありません。カレーライスやハンバーグなど、普段作り慣れている簡単な料理でいいのです。
何と言っても結婚して初めてなのですから、期待させるぎると却ってこの先が大変です。
旦那が協力してくれるのであれば、その時の料理は旦那と一緒に作ってもいいですね。若夫婦が2人一緒に作った料理、どんな料理でも義両親は悪い気はしないはずです。
夫の実家に帰省した時に洗濯の手伝いはどうする?
洗濯ものは、下着などがあり、ちょっと気を遣うところですね。
洗濯を義両親の分と自分たちの分を一緒に洗ってもらうか、別々に洗った方が良いかは、最初に確認しておいた方がいいですね。別々に洗う場合は、もちろん旦那と自分の分は自分で洗い、干すようにしましょう。
一緒に洗ってもらった場合、干すのはあなたがやれればベスト。ただ、干し方にもこだわりがある姑さんもいると思うので、やはり姑が「私が干すから」と言ってくれた場合は甘えてOKです。
乾いた洗濯物を取り込むのは誰でもできるので、「洗濯物を取り込みますね」と一言言ってから、取り込みましょう。畳むのも、畳んで良いか畳まなくて良いか、一度確認して。
畳まなくて良いと言われた場合は、旦那と自分の分だけ畳むようにしましょう。
まとめ
「手伝わなければいけない」と、頑張りすぎる必要は全くありません。義両親との付き合いはこれからも長く続くことですから、楽な気持ちでいましょう。
まずは「手伝います」という姿勢で、義実家に馴染もうとしている気持ちを見せていれば十分です。「ゆっくりしていて」と言ってもらえたら、素直に甘えましょう。そして、手を出して迷惑にならない所から、少しずつお手伝いしていくようにしましょう。
そして何より、あなたが義実家に素直に馴染もうとしている姿を見たら、一番嬉しいのは旦那でしょう。きっとあなたの頑張りに、旦那は感謝してくれるはずです。