鎌倉であじさいを見る回り方 絶対に押さえたい明月院と長谷寺

あじさいの見頃は6月中旬から7月初旬。そして、あじさいで有名なのは、何と言っても鎌倉です。
あじさいの時期に鎌倉が激混みなのは分っていても、ぜひ一度は見ておきたいもの。情緒ある鎌倉で、あじさいデート・・・風情があっていいですね^^
空いている平日に行ければそれに越したことは無いですが、どうしても仕事の関係で土日しか行けない、ということもあります。そんな場合でも、少しでも混雑を避けて、あじさいで有名な鎌倉のお寺である明月院と長谷寺を中心に、効率よく回る方法をご紹介します!

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鎌倉であじさいを見る効率の良い回り方は?

鎌倉であじさいが有名なお寺は、

・明月院
・長谷寺
・成就院

です。

ぜひこの3つのお寺を効率よく見て回りたいですよね。
ただ、残念なことに・・・。成就院は、参道の改修工事のために2015年~2017年までの3年間はあじさいを見ることができません。(お寺の参拝は可能)

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なので、今年は明月院と長谷寺の2ヶ所をぜひとも押さえたいところです。
当然、どちらも混むのですが、どちらを先に行く方が良いでしょうか?

まずは朝一で、明月院に行くことをお勧めします。

明月院は、6月中は朝8時半に開門します。できる限り、開門前の8時には北鎌倉駅に到着するように行きましょう。
あじさいが見頃の時期は、朝8時の時点で、明月院の門前に100人を超える列ができることもあります。

長谷寺は8時開門ですが、長谷寺より明月院の方に早く行く方が良いです。
明月院は、門前から北鎌倉駅に向かう道に沿って、ひたすら行列して待つことになります。なので、できるだけ行列しなくて済む朝一に、まず明月院に行きましょう。
長谷寺も混みますが、まず境内に入ることができます。整理券をもらった後に、観音様にお参りしたり、あじさいの場所以外の境内を散策したり、喫茶コーナーでお茶をしたり、ゆっくりと時間をつぶすことができます。なので、待ち時間が多くなるのは、長谷寺の方がまだマシ、という感じなのです。

明月院も長谷寺も、午前10時を過ぎたころから、人出がものすごく多くなってきます。
昼頃に着いたら、どちらか1ヶ所行っただけで疲れ果てて1日が終わってしまう、ということになりかねません。

とにかく、明月院の開門前には現地に到着できるように、頑張って朝早く行きましょう。

まだ空いている明月院でゆっくりとあじさいを鑑賞して、その後長谷寺に移動します。
明月院から長谷寺まで、JR横須賀線と江ノ電を乗り継いで40分くらいです。

長谷寺の混み具合にもよりますが、長谷寺を見た後にまだ時間に余裕があれば、長谷寺のすぐ近くにある御霊神社(権五郎神社)に行くこともできます。
とても小さな神社ですが、この神社の裏手には、「あじさい小道」が整備されていて、知る人ぞ知るあじさいの穴場なんですよ。
そして、神社の目の前に江ノ電の踏切があるのですが、この線路脇にもあじさいが咲いていて、江ノ電とあじさいの2ショットが撮影できる、カメラマンに人気の場所です。

朝一で明月院(開門前の8時には到着)

長谷寺

時間に余裕があれば御霊神社

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という回り方が、一番お勧めです。明月院も長谷寺も、待ち時間を除いた拝観時間は1時間くらいを目安にしましょう。
明月院と長谷寺だけでも十分あじさいを満喫できます。それに御霊神社まで見ることができれば、鎌倉のあじさいの良いとこ取りが1日でできますよ。

鎌倉であじさいが有名な明月院に行く!

明月院は、別名「あじさい寺」と言われ、明月院と言う正式名称は聞いたことが無くても「あじさい寺」は聞いたことがあるのではないでしょうか?
それだけあじさいが素晴らしいお寺です。

明月院のあじさいの特徴は、8割から9割が日本古来からの品種「ヒメアジサイ」に統一されていることです。西洋アジサイに比べて、やや小ぶりな花。
そして、何と言っても「明月院ブルー」と言われる青色が特徴です。
この青一色が、得も言われぬ情緒を醸し出していて、しっとりと落ち着いた雰囲気になっています。

境内を入ると、意外に中は広いです。

また、あじさいの時期には「本堂後庭園」に入ることができます。ここは、ふだんは本堂の円窓ごしにしか見ることができませんが、初夏のあじさい・花菖蒲が咲く時期と、晩秋の紅葉の時期だけ特別公開されているのです。(別途、500円の拝観料が必要です)
あじさいの時期は人が多く、ゆっくりとする余裕が無いかもしれませんが、朝一でまだ混み具合に余裕があれば、ぜひそちらも見られると良いですね。

明月院

アクセス JR横須賀線 「北鎌倉駅」から徒歩10分
拝観料 500円(あじさいの時期のみ。通常は300円)

鎌倉であじさいが有名な長谷寺に行く!

長谷寺は、観音様で有名な、大きなお寺です。
お寺の裏手に当たる傾斜地に、一面にあじさいが咲き誇ります。
約2500株のあじさいが群生していて、そのあじさいの品種は40種類以上。色とりどりの、様々なあじさいがあり、本当に華やかです。
まさに「あじさいのテーマパーク」という感じです。

明月院の、青一色に統一された情緒的な雰囲気とは対照的で、鮮やかです。
最近では、明月院を鎌倉の「元祖あじさい寺」、長谷寺を「新あじさい寺」と呼ぶこともあるようです。

まず、到着したら境内に入り、あじさいの散策路に入るための整理券をもらいます。整理券の番号順に呼ばれます。
土日ですと、タイミングにもよりますが、30分~90分の待ち時間と思っておきましょう。
待ち時間の間に、観音様にお参りしたり、境内を散策したり、お食事処やお土産売り場を見たりできます。また、宝物館もあるので、待ち時間が1時間以上の場合には宝物館も見るのも良いですね。

整理券の順番が来たら、散策路に入る列に並びます。
散策路は人が多く狭いですが、本当に様々なあじさいが咲いているので、むしろゆっくりと進みながら、あじさいを一つ一つ堪能しながら進むことができます。
また、あじさいの散策路は高台になっているので、そこから海も眺めることができます。これもまた、明月院の「山」の雰囲気とは対照的で、とても開放的な雰囲気です。

長谷寺

アクセス 江ノ電 「長谷駅」から徒歩5分
拝観料 300円

まとめ

情緒的な明月院、華やかな長谷寺、それぞれの趣があり、鎌倉の2大あじさい寺、ぜひ両方とも行ってみたいものですね。
そのためには、とにかく朝早くに現地に到着するように行きましょう。(出遅れるととんでもない待ち時間になってしまい、待っている間にイライラしたり、せっかくのデートが台無しになってしまうと悲しいですね・・・。)

そして、長谷寺を見た後に時間に余裕があれば、ちょっとした穴場の御霊神社に行ってみましょう。
効率よく回れば、土日でも、鎌倉のあじさいの「良いとこ取り」で、あじさいを十分に楽しむことができますよ。

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