結婚後初めて、お盆に夫の実家に帰省・・・。嫁としてめちゃくちゃ緊張するし、不安もいっぱいですよね。
義両親に気に入ってもらえるか、失礼の無いように振る舞えるか・・・ドキドキですよね。
でも、自分を飾ることなく、あなたらしく過ごせればそれが一番です。
義実家との付き合いはこの先も長いのですから、最初から頑張りすぎるのは禁物です。何と言っても初めての経験なのですから、服装や手土産や挨拶のポイント等、基本的なマナーだけしっかりポイントを押さえておきましょう。
お盆に夫の実家に初帰省するときの服装はどうすればいい?
まず、清楚な服装が一番です。
やはり人間、第一印象が大切です。なので義実家に到着するときには、普段着ではなく、きちんと改まった服装を心がけましょう。
一番失敗が無いのが、ワンピース、又は、膝丈より長いスカートとブラウスの組み合わせです。
それにベージュのストッキング。靴はローヒールのパンプスが一番落ち着いて好感度あります。
暑い夏ですが、肌の露出が多いのは禁物。ノースリーブは控えましょう。また、素足は失礼になります。ストッキングは必ずはきましょう。サンダルもカジュアルになるので、避けた方が良いです。
色味も、派手過ぎず地味すぎず、を考えましょう。色はネイビーなら清楚に、ベージュなら落ち着いた印象に、ピンクなら可愛い印象になります。黒も落ち着いた色ではありますが、コーディネートによってはきつく見えたり、暗く見える場合があるので、避けた方が無難でしょう。
お盆という時期でもあり、親戚が訪ねてきたり、親戚周りをしたりする機会もあるかもしれません。そういう時も、この服装で対応するようにしましょう。
ただ、滞在中ずっとそのような改まった格好をしていては、「お客様」状態になってしまいます。
義実家で挨拶を済ませ、落ち着いたら、一言断って、動きやすい服装に着替えましょう。家事のお手伝いがしやすいような服装にします。
パンツ姿で問題ありませんが、色が廃れたようなデニムはあまり良くないかもしれません。あくまでも清楚な感じから外れないように・・・。
あくまでも裸足は失礼にあたるので、ソックスも持参して履くようにして下さい。
エプロンも持参して、動きやすい服装に着替えた後は、「何かお手伝いさせて下さい」とお姑さんに一言聞くようにすると、嫁としての印象もアップですよ。
義実家帰省でもう一つ気になる、お手伝いについての詳しいことは、下記のページをご参照下さい。
⇒ 「お盆に夫の実家に帰省した時の手伝いはどうする?料理や洗濯は?」
また、下着類、寝るときのパジャマ等は、なるべく新品を持参しましょう。
夫の実家に帰省するときの手土産は何が良い?
お土産は、何より相手が好きなものを持参するのが一番失敗ありません。
予め旦那さんと相談して決めましょう。
甘いものが好きならお菓子類。
甘いものが嫌いなら、佃煮などのおかず類。
お酒が好きならお酒類やおつまみ類。
ただ、旦那さんがみんなそういう話題に協力的とは限りませんよね^^;;
「そんな、気を使わなくったっていいんだよ」「何だっていいよ」「お前に任せるよ」・・・なんて、真剣に考えてくれない場合もありますね・・・。でも、嫁としてはそんな簡単にはいきません。お土産は結構な悩みどころです。
事前に義両親の好きなものがリサーチできない場合は、今現在住んでいる所の名産品が良いです。特に、インターネットで買えないようなものがあれば、珍しく話題になります。
初めての手土産なので、
・消えモノ系
・賞味期限の長いもの
・個包装になっているもの
・・・を選ぶと相手に負担にならず、「急いで食べなければ」と気を使わせることもありません。
「地元で人気があるものですが、お口に合うとよいのですが・・・」「以前、人から頂いたらとても美味しかったので、気に入っているお菓子なんです」などと一言添えて渡すと感じが良いです。
金額は3000円~5000円くらいが、相手に気を使わせることもなく、無難な相場です。
また、帰省先に親戚がいる場合は、親戚への手土産も必須です。
親戚が何件かある場合は、どの家にも差が無いように同じものを用意しましょう。数はピッタリではなく、いくつか余裕をもって用意していくと安心です。
品物の内容を選ぶ基準は、実家への手土産と同じ。
親戚用のお土産は、金額は1000円~3000円程度で良いでしょう。
親戚に小さい子供がいる場合は、子供への簡単なお土産もあると、喜ばれます。流行りのキャラクターもののお菓子や、赤ちゃんの場合にはちょっとしたおもちゃなどが良いでしょう。
お盆ということもあり、仏壇がある家への手土産には、お供えとして「御仏前」の熨斗を付けていくのも良いです。
これはその地域の習慣などもあるので、事前に確認できれば対応しましょう。
夫の実家に初めて帰省するときの挨拶はどうすればいい?
到着したら、まずしっかりときちんと挨拶をしましょう。挨拶はお付き合いの基本中の基本です。
特に凝った挨拶は必要ありません。
「今日からお世話になります。どうぞ宜しくお願い致します。」と、きちんと挨拶しましょう。
それから「まだまだ不慣れで何もできませんが、どうぞ色々と教えて下さい」と添えると、嫁としての印象アップです。
そして、挨拶の時には笑顔!緊張して大変ですが、笑顔になっているだけで、印象はグッと良くなります。
また、日常的な「おはようございます」「お休みなさい」「ありがとうございます」「頂きます」「ごちそうさまでした」・・・そのような挨拶も、きちんとしましょう。
当たり前のことですが、最近はそれすらできない人も増えているので・・・。
そして、意外に大事で、でもおろそかにしがちなのが、帰省から帰った後の挨拶です。
自宅に帰ったら、まず真っ先に実家にお礼を兼ねて「無事に帰ってきました」と、一言電話を入れましょう。
義両親は、途中何事もなく無事に帰っているか、心配しているものです。
そして、なるべく次の日か、できれば数日以内に、お礼の手紙を書きましょう。長い手紙でなくても大丈夫です。便せんでなくメッセージカードでも十分です。お世話になったお礼の言葉と、楽しかったことなどを書きましょう。
帰省時に義両親と一緒に撮った写真なども添えると、なお良いです。
ここまでできれば、義両親へのあなたへの印象は一段とアップ!です!
まとめ
義実家への初帰省は誰でも緊張で不安です。
でも、頑張りすぎる必要はけっしてありません。身だしなみをきちんとして、挨拶ができて、お土産等の心遣いができて・・・。まずはそれだけでも十分。
何よりあなたが義実家で頑張れば、一番嬉しいのは旦那さんです。旦那さんの実家で頑張ったのですから、帰省が終わった後にはご褒美をねだっちゃってもいいかもしれませんよ!?(笑)