お盆休み期間の軽井沢は、1年のうちで一番混むと思っていいでしょう。
東京の原宿以上の激混み状態です。
できればそんなに混んでいる時期は避けて軽井沢を訪れたいものですが、どうしてもお盆しか休みが取れない場合もあります。子連れでお盆休みに軽井沢へ行く場合、少しでも渋滞や混雑を回避できるように、情報収集はしっかりとしておきましょう。
都内から軽井沢へ向かい、最も軽井沢の雰囲気を味わえる旧軽井沢地区や、絶対にはずせないショッピングプラザを中心に、効率よく回る方法をご紹介します。
お盆の軽井沢の渋滞状況はどれくらい?回避する方法は?
「午前中に軽井沢に到着できればいい」というつもりで出発すると、確実に渋滞にはまり、半日以上車の中、車を降りられるのは夕方・・・ということになりかねません。普段は15分の距離が3・4時間かかります。
お盆休み中の軽井沢はとにかく渋滞がひどく、ピタッと止まったまま全然動かない、ということを心得ておいて下さい。抜け道、と言われるような細い裏道も渋滞して、抜け道などありません。
渋滞にはまらずに軽井沢入りをするためには、まず、とにかく朝早くに自宅を出発することです。
都内からの出発ですと、遅くても6時前には関越に乗っておいた方がいです。
自宅から関越までも、絶対にいつも通りスムーズに行けるとは限らないので、余裕をもって出発して下さい。
(私の場合は、5時に家を出て余裕~と思っていたら、外環が事故渋滞で、関越に入るまで予定より2時間オーバーしてしまったことがあります 泣)
早ければ早いほど良いです。
とにかく、軽井沢には早すぎると思うくらい早めに行きましょう。「朝7時半には軽井沢に到着している」ことを目標にして下さい。
子供連れだと、朝子供がなかなか起きなかったり、大変かもしれませんが、前日はしっかり早めに寝て準備しましょう。子供さんなら車の中でも寝ていられますしね。
一番無難な手段は、7時半には軽井沢に到着。
その頃ですと、碓氷軽井沢ICからの道も渋滞がひどくないので、普通に碓氷軽井沢ICを下りてショッピングプラザを目指します。
ショッピングプラザの駐車場が朝8時に開くので、8時まで駐車場待ちをして、車を止めます。(駐車場が開く前に到着しているのがポイントです)
そして、駐車場に車を止めたら、それ以降は夕方まで車を使わずに軽井沢で過ごすようにします。(日中は車を出しても、渋滞で全く身動きが取れなくなります。)
基本的には、レンタサイクルで移動が一番お勧めです。また、電車で一駅隣の中軽井沢へ行って中軽井沢散策も良いですね。
朝早くに到着していると、1日たっぷり軽井沢を満喫できますよ。
お店が開き出すのは10時頃からですが、まだ人がいない旧軽井沢銀座を、早朝の涼しい時間のうちにのんびり散策するのもオツなものです。コンビニやコーヒーショップなどは、開いている所もあるので、その辺りで軽く朝食を食べておくのもいいですね。
ちなみに、昼間は激混みの中軽井沢のハルニレテラスのベーカリーは、朝7時からオープンしています。昼間はゆっくりできないハルニレテラスに朝一で行くのもいいかもしれませんね。
お盆の軽井沢はどれくらい混雑する?
一番軽井沢らしい旧軽井沢の通りなどは、人でびっしり、休日の原宿並です。
それに、軽井沢は避暑地で涼しいというイメージがあるかもしれませんが、意外に暑くて30度超えも珍しくありません(^^;;
なので、「お店は行列する前に」が鉄則。
軽井沢へ行く前は、ガイドブックなどでランチのお店をチェックしたり、「ここでランチをしよう」などとイメージを膨らませるものですが・・・。
人気店はめちゃくちゃ行列します。子供連れでは、行列に延々と並ぶのも大変です。
なので、「10時半とか11時に、飲食店が空き出したら、迷わず入る」のが得策です。
選り好みせずに、その時にいる場所で、開いたお店に店にさっさと入りましょう。
お店を悩んでいたり、12時頃まで待っていたりすると、有名店・無名店に関わらず確実にどの店も長蛇の列になります。
「やっぱりあの時にさっさとお店に入っていれば良かった・・・」と後悔することになりますので・・・。
レストランに入れない人がコンビニご飯で済ませたりもするので、11時頃には付近のコンビニからお弁当やサンドイッチ等、食べ物が全くなくなることもあるくらいです。
色々と見て回りたいところですが、ランチは優先的に早く済ませて、その後にお店などをゆっくり見て回りましょう。
また、かつては中軽井沢は割と空いていたのですが、ハルニレテラスができてからは中軽井沢も大混雑するようになりました。
とにかくどこへ行っても混んでいるのは避けられません。
色々と計画を立ててもその通りに動けないこともあるので、混雑にイライラせず、「のんびり」を心がけて1日過ごすようにしましょう。特に子連れですと、子供さんの疲れ具合によっても、色々都合が変わってくるものです。
歩けば入ってみたくなるようなお店は、軽井沢にはたくさんあります。行き当たりばったりでも楽しめます。
また、帰りは、15時くらいですとまだ確実に渋滞しています。
軽井沢の街はお店が閉まるのは早いので、夜は比較的空いてきます。17時以降ですと段々空いてきますので、帰るのは17時以降にしましょう。
レストランなどは夜もやっている所が多いので、できれば夕飯を済ませてから、慌てずゆっくり帰る方が安全です。
軽井沢の駐車場はお盆の時期はどこがいい?
一番無難なのは、とにかく朝早くに到着して、ショッピングプラザの駐車場に止めることです。ショッピングプラザの駐車場が一番広く、分りやすいのでお勧めです。
軽井沢駅が近いですし、その後の電車利用も楽。レンタサイクル店も近場にあります。
ショッピングプラザの駐車場は、3000円以上買い物で2時間無料、以後100円/1時間です。
他に、旧軽井沢側の駅前にはコインパーキングもありますし、個人経営の駐車場や24時間駐車場も多いです。
中軽井沢にも駐車場が多いので、中軽井沢に止めて、中軽井沢散策や、電車で隣の軽井沢駅へ出るということもできます。
軽井沢地区の駐車場は、一日の上限金額が1000円のところが多いです。
いづれにしろ、「少しでも安い駐車場を探してウロウロする」というのはお勧めできません。探しているうちに渋滞にハマってしまってはもったいないです。
もし予定通りに朝早く到着できず、高速で碓氷軽井沢ICに近づいたら、高速を降りる前に渋滞、ということもあります。
10時頃の到着ですと、軽井沢の街は確実に渋滞が始まっていますので、通常の碓氷軽井沢ICから降りる、というルートはやめましょう。結果的に身動きが取れなくなってしまいます。
駐車場のウラ技としては、遠回りなようですが、既に渋滞が始まっている時間帯に到着した場合は、小諸インターまで行って高速を降りましょう。そして、小諸駅周辺の駐車場に車を止めるのがお勧めです。
小諸駅周辺には駐車場がたくさんありますし、1日の上限額が500円くらいのところもあります。
そして、小諸駅からしなの鉄道を利用して、軽井沢駅まで行きます。
小諸インターから小諸駅までは車で約20分くらい。小諸駅から軽井沢駅まで電車で25分くらいです。電車の待ち時間も含めるとかなり遠回りなイメージがありますが、結果的に、その方が確実にスムーズに軽井沢入りすることができます。
渋滞が始まったら軽井沢には車で入るのは本当に無謀ですので・・・。
まとめ
足を延ばして軽井沢近辺の他の観光地(白糸の滝や鬼押し出し園)を見て回るなら1泊する必要もあるかもしれませんが、軽井沢の街だけでしたら、1日あれば十分に満喫することができます。
とにかく、お盆休みの間は、朝は徹底的に早く移動することを心がけて下さい。朝早く、渋滞が始まる前に軽井沢に到着して、駐車場に車を入れることさえできたら、一安心です。その後はレンタサイクルや電車を使って、軽井沢を楽しみましょう。
帰るのは、渋滞が無くなった夜になってからだと、スムーズです。