お盆に夫の実家への帰省を計画している夫婦は多いはず。
でも妻にとって、夫の実家への帰省は、当然気が重いもの・・・。
みんな、そんな憂鬱な気分をどうやって乗り切っているのでしょう?
子供がいないのに、律儀に帰省する必要はあるの?
実際のところ、みんなはどれくらいの頻度で夫の実家へ帰省しているのでしょうか?
お盆に夫の実家への帰省が憂鬱・・・どうすればいい?
お盆に夫の実家への帰省。妻にとっては、憂鬱なもの。そういう気持ちは誰でもありますよね。
毎年帰省しなければいけないものなのか、たまには夫一人で帰省してくれてもいいのではないか・・・という考えにもなるものです。
特に、子供がいない場合は、子供の顔を見せるという訳でもないのに、夫婦2人で行く必要があるのか、という風にも思いますよね。
憂鬱に感じてしまう原因は、主に、「行ってもすることが無くて手持ち無沙汰」「いい嫁でいなければならないプレッシャー」「手伝いをどれくらいすればいいのか分らない、手伝いのタイミングが分らない」ということが多いようです。
また、夫の実家にきちんと帰省することで、「夫に従って夫を優先にしている」という事実が積み重なっていきます。そうしていることで、いつかあなたの意見を押し通したい状況が出てきた場合、夫にあなたの意見も主張しやすくなりますよね。「今まではあなたの希望に合わせてきた。でも今回だけは無理」という風に。
もし毎回「あなたの実家へ行くのは嫌」とばかり主張していたら、ご主人に「いつもお前は嫌ということしか言わない」と、あなたの言い分が通りにくくなってしまいます。
帰省した後には、義実家で頑張ったご褒美をねだっちゃうのも良いです。それだけあなたは頑張った、ということなのですから。
また、お盆は先祖供養の時です。
素直に、夫のご先祖に感謝をしに行く、という風に考えるのも良いです。
ご先祖様も、お盆に墓参りに来てくれるような嫁には「幸せをあげようか」と思ってくれるかもしれませんよ。ご先祖様を大切にする気持ちは、やっぱり大切ですよね。
また、義実家でやることがなく、手持ち無沙汰になる場合もありますが・・・。
基本的に「義両親に夫婦2人揃って元気な顔を見せに行くのが親孝行」と思っていると、結構気が楽になるものです。
無理に良い嫁を演じる必要もありません。無理に手伝いをする必要もありません。
手伝いに関しては「何かお手伝いできることがあれば言って下さい」と、一番始めに声をかけておけば、それ以上お手伝いに関して過剰に気を使う必要もなくなります。
そして、暇になったら、無理にずっと家にいなくても、ご主人と散歩に出たり、たまには外食をしに行っても良いでしょう。
帰省後に、「お世話になりました。色々と気が利かずご迷惑もおかけして申し訳ありませんでした。でもおかげさまで楽しく過ごすことができました。」という内容のお礼の手紙を出すようにすると、自分の気も楽になるのでお勧めです。
やっぱり、夫の両親を大切にすることで、今後の夫婦の仲も変わってくるものです。
よっぽどの理由が無い限りは、やはり夫の両親の家には夫婦そろって帰省するのが自然なもの。なので、少しでも苦痛が減るように、考え方を工夫していきましょう。
世の中には義両親と同居しているお嫁さんもいます。そういうお嫁さんからしてみると、年に数回の帰省なのですから、前向きに考えた方が得ですよね。
お盆に夫の実家への子なし帰省は必要?
まず、「子供がいないから帰省する必要が無い」ということは、あまり考えない方が良いでしょう。
子供がいないうちから義両親とはなるべく仲良くしていると、子供ができてからの交流もとてもスムーズにいきます。
また、逆の立場で考えてみると、遠い将来、自分の子供が結婚した時に、子供夫婦が2人で一緒に遊びに来てくれないと、きっとあなたも寂しい気持ちになるはず・・・。
つい「夫一人だけ帰省すれば良いのではないか?」という考えになりがちですが、義両親は「何が気に入らないのだろう?」と不安になりますし、ご主人も気を使うことになってしまいます。
子供がいないことを理由に、帰省していないと、これからもずっと帰省に対する敷居が高くなってしまいます。
マメに帰省することで、義両親だけでなく、義理の親戚の方々にも可愛がってもらえる、ということにもなります。
子供がいなくても、日々のこと、食べ物のこと、趣味のこと、夫の子供時代の話(笑)・・・話題はいくらでもあります。むしろ、子供の話題しかない・・・という方が、寂しいことかもしれませんね。
夫の実家へ帰省する頻度は一般的にどれくらい?
これは、その家庭の状況によって、本当に様々で、答えはないものです。
義実家が遠いか近いか、親戚付き合いにが深いか希薄化か・・・。本当に様々です。
1ヶ月に何回も帰省している人もいれば、数年間1回も帰省していない人もいます。
一般的に、実家への帰省は、「お正月とお盆」「お正月とゴールデンウィークとお盆」というパターンが多いですね。
やはり、お正月やお盆は、スケジュールの都合がつけば、義実家へ帰省するのは良いことですね。
お正月とお盆を抑えておけば、義実家の風習も分りますし、親戚などとの顔合わせも自然と済ますことができます。
妻側の実家への帰省は、お盆やお正月のような時期を外してのんびりと行く方が、義実家への義理立てにもなりますね。
でも、どうしてもお正月やお盆のような節目の時期に帰省できない状況になることはあります。
そんな時は、普段からマメに電話や手紙で連絡を取っておくと、義両親に「帰省したくないから来ないのね」と変に勘ぐられずに済みます。
「今回はどうしても行けなくてすみません」という気持ちを、普段からきちんと連絡しておきましょう。そして、代わりに手紙とお土産を送ったりしておくと、なお良いですね。
まとめ
夫の実家への帰省が憂鬱なのは仕方ないこと。でも、少しでも自分の中の考え方を変えて、気持ちが楽になるように、ポジティブになるように工夫していきましょう。
今は大変でも、義実家としっかり仲良くしておくと、後々「良かった」と思えますよ。
やはり、義両親を大切にすることで、ご主人との仲も益々良くなるものです。自分の親と仲良くしてくれる嫁って、ご主人にとってはめちゃくちゃありがたいもの。
何より、義両親と少しでも会わずに済むことを考えるより、少しでも仲良くすることを考える方が、遥かに幸せですよね。
義実家への帰省を果たした暁には、ご主人にご褒美をおねだりしちゃうのもアリです!
とにかく、笑顔で元気な姿を義両親に見せることが一番の親孝行なのですから、それ以上無理に頑張ることなく、気持ちを楽に帰省しましょう。