海上自衛隊の観艦式での船酔いが心配・・・予防法や解消法は?

倍率の高い観艦式のチケットが当選して、当日が楽しみ!・・・だけれど、特に初めて行く場合に心配なのが、船酔いですよね。
遊覧船やフェリーくらいには乗ったことがあるけれど、自衛隊の艦艇に乗るのは初めて。どんなふうに揺れるのか想像もつかないし、乗り心地も想像できないし・・・。
普段から乗り物に酔いやすい場合は、殊更に心配ですよね。

自衛隊の艦艇は揺れるのか、もし酔ってしまった場合はどうすればいいのか、対応策を事前にしっかりと心得ておきましょう!

せっかくの観艦式、船酔いなんかを気にせず、目一杯満喫しましょう!

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海上自衛隊の観艦式では船酔いする?

海上自衛隊の艦艇は、旅客用の船ではないので、多少の揺れはあると思っていましょう。
ただ、乗る艦艇の大きさや、その日の天候や風の状況で、船の揺れ方は全く変わります。

基本的に小さい艦艇は揺れて、大きな艦艇は揺れにくいです。
代表的なのはゆら型輸送艦、掃海艇など「艇」とつくものは、よく揺れます。護衛艦ではあぶくま型やきり型が小さいので揺れやすいです。
イージス艦やあめ型、なみ型、掃海母艦や試験艦あすかなど大きい艦は比較的揺れません。

また、天気が良く風がほとんど無い日は「本当にこの艦艇は動いているの?」と思うくらい、全く揺れを感じずに、快適な時もあります。
逆に、天気が悪く風が強い日は、揺れがひどくなります。

観艦式が当選すると、乗る艦艇は自衛隊側で指定されるので、自分では選べませんし、乗艦する日の天気がどうなるかも、当日までは分りませんね。
天気に恵まれて快適な観艦式になるか、風が強く揺れがひどい観艦式になるか・・・まさに運です。

元々乗り物に弱い体質でしたら、船酔い対策は事前にしっかりとしておきましょう。

何より、せっかくの観艦式なのですから、「酔うのでは・・・?」ということは考えずに、滅多にできない貴重な経験を目一杯楽しむのが良いです。特に初めての場合、目新しいものばかりで時間が経つのもあっという間。
数々の訓練展示は、観艦式でしか見ることができないし、大迫力で本当に圧巻です。そのような体験をしていると、船酔いなんて吹っ飛んでしまいます。
とにかく夢中で楽しむのが一番です。

観艦式での船酔いの予防方法は?

まず、乗り物酔いの薬を、乗艦の30分~1時間前に飲んでおきましょう。
乗った後に飲む分も、予備で用意しておくと安心です。

船内では、食堂などが休憩室として開放されています。船内に座っていることもできますが、船内にいる方が揺れを感じて酔いやすくなります。
また、船内はエンジンオイルの独特な匂いもあるので、それも船酔いの原因になってしまいます。

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格納庫がある艦艇は格納庫も開放してくれています。格納庫にはパイプ椅子を並べてくれていて、座ることもできるし、風も避けられて快適なイメージがありますが、格納庫も閉塞感があり揺れを感じ、酔いやすくなります。

酔わないためには、外の広い甲板にいるのが一番良いです。そして、遠くの景色を見ているようにしましょう。
座り込んでばかりいないで、ちょくちょく立ち上がって歩いたりしている方が楽です。

そして、こまめに水分をとって、口の中をたえず湿らせておくと良いです。飴をなめたりガムを噛んだりしているのも良いでしょう。
昼食も艦艇で食べることになりますが、油っこいものは避けて、さっぱりしたものを持って行くようにしましょう。一度にたくさん食べるのではなく、少しずつ食べるようにします。

観艦式での船酔いしてしまった時の解消方法は?

万が一酔ってしまった場合は、遠くの景色をボーっと眺めるようにしましょう。
服の襟やウエストを緩めて、楽にします。

また、酔い止めのツボで「内関」という部分があります。
手首の内側のシワの真ん中から、指3本分ひじの方へ下がったところです。

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そこを軽く押したり揉んだりしましょう。

また、所さんの「目がテン!」で紹介されていた船酔い解消法で、簡単なものを1つご紹介。
瞬間的に大量の汗をかくことで、船酔いを解消できます。赤唐辛子を1本食べることで、一瞬で発汗し、3分後には吐き気が収まるのです。唐辛子の効果は絶大なんですね。
激辛の唐辛子を食べるのは、ちょっと厳しいものがありますが、吐き気を止めるためには試してみる価値あるかもしれません。
それに唐辛子1本なら荷物にもならないので、お守りとして、観艦式に用意していくことができますね。

何よりも、どうしても辛い場合は、我慢しないで近くにいる自衛官に伝えましょう。自衛官の方たちは、一般の人が船酔いしてしまうことも、きちんと心得ていて、対応してくれます。遠慮しないで話しかけて大丈夫です。

まとめ

せっかくの観艦式が、船酔いで辛い思い出になってしまってはもったいないですね。
艦艇に乗艦すると、普段は見られない世界が広がって、目新しいものばかり。きっと色々と夢中になって、酔う暇がないくらい。

もし、自分が乗艦する艦艇が小さく揺れやすくて、しかも強風の日だった場合には、しっかりと乗り物酔いの薬を飲んでおきましょう。なるべく広い甲板にいて、遠くを見ていること。水分をこまめに取っておくこと。そして、万が一酔ってしまった場合の対処法も、心得ておけば安心ですね。

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コメント

  • この場を借りてもう一度。乗艦前にのんでください。また、必ずしも甲板が最善ともかぎりません。揺れの大きさは地震と一緒で低層のほうがちいさい。低体温を合併しているなら、暖かいしょくどうで一眠りするのも、良いものです。

    by しましま 2015年10月17日 2:28 PM

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