2015年の多摩川花火大会は、8月22日(土) 19:00~20:00に開催されます。
夏の最後の思い出に、ぜひ子供を連れて見に行ってみたいですよね。
でも小さい子供を連れて行くのに一番心配なのは、やはり混雑具合。とんでもない人混みは避けたいものです。
できるなら、ゆっくり落ち着いて鑑賞したいですよね。
会場からちょっと離れてでも、ゆっくり多摩川花火大会を見ることができる穴場をご紹介します。
多摩川花火大会の会場はどこ?
多摩川花火大会とは
・世田谷区主催の「世田谷区たまがわ花火大会」
・川崎市主催の「川崎市制記念多摩川花火大会」
この2つの花火大会のことを言います。
その2つの花火大会が、同日同時刻に、多摩川河川敷の二子橋付近で同時開催される、贅沢な花火大会です。
世田谷区たまがわ花火大会は、二子橋より上流の東京側の河川敷で打ち上げられます。
最寄り駅は東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」および大井町線「上野毛駅」です。駅から河川敷まですぐです。
川崎市制記念多摩川花火大会は、二子橋より下流の川崎側の河川敷で打ち上げられます。最寄り駅は東急田園都市線「二子新地駅」です。こちらも、駅から河川敷まではすぐです。
多摩川花火大会の混雑具合は?
当然ものすごく混雑します。
例年、両会場を合わせて60万人以上が来場すると言われています。
なので、最寄り駅の二子玉川駅や二子新地駅は、言うまでもなく大混雑。
普段なら駅から河川敷まで徒歩10分~15分で到着できる道のりですが、花火大会直前には、駅から会場まで1時間もかかってしまうこともあります。
また、花火大会が終わった後は、会場から駅まで何と2時間!もかかってしまうこともあるくらいです。
会場近辺の河川敷は、混雑がひどくなると入場制限が行われることもあります。
なので、あまりにも混雑していて思うように会場に到着できなかった、予定していた所に場所取りできなかった、・・・という結果になりかねません。特に、小さい子供さん連れでは、人混みをかき分けて、なかなか場所も取れない・・・ということでは、花火が始まる前から疲れてしまいますよね。
レジャーシートを敷いての場所取りは15時以降という決まりになっていますが、その前から、地元の人などがロープを張って場所取りをしています。
もし、どうしても打ち上げ会場近くに場所取りをしたいのであれば、15時には現地入りするようにしましょう。その頃でしたら、まだ多少場所に余裕があります。
ちなみに、どちらかと言うと、川崎より世田谷区たまがわ花火大会の方が人出が多いです。
(世田谷側の方が、尺玉の打ち上げがあり迫力がある・・・と一般的に言われているからかもしれません。)
でも、川崎が迫力に欠けるわけではなく、川崎側は「ノンストップ打ちっぱなし」スタイルで、こちらも当然見応えあります。なので、少しでも人出に余裕がある会場を狙うのであれば、川崎側がお勧めです。
多摩川花火大会を見る穴場は?
会場に最も近い「二子玉川駅」や「二子新地駅」を利用すると、混雑を避けるのは不可能です。
特に小さい子供連れの家族は、なるべく避ける方が良いでしょう。
少しでも余裕をもって、ゆったり花火を見るのであれば、迫力には欠けますが会場から少し離れて見ることをお勧めします。
「二子玉川駅」や「二子新地駅」を通っている路線の東急田園都市線・大井町線ではない電車を利用すると、かなり混雑を避けることができます。
駅から河川敷までちょっと距離があっても、二子玉川駅などは終了後に大混雑でたどり着くまで2時間・・・と言われていますから、遠くても他の駅を利用した方が楽です。
小田急線なら「和泉多摩川駅」か「登戸駅」から多摩川河川敷に出た所が、人出も少なく、落ち着いて花火鑑賞がでるのでお勧めです。
和泉多摩川駅も、登戸駅も、河川敷まで出て、下流方向に進みながら、下流方向が障害物が無く良く見渡せる場所を探しましょう。
和泉多摩川駅で言えば、小田急線鉄橋からやや下流方向の野球グラウンドを越した辺りの河川敷辺りが良いです。和泉自動車学校の横を通りすぎて100m程行った辺りで、見晴らしが開けてきます。
もう少し頑張って歩けるのであれば、更に下流方向に土手沿いを歩き、東名高速の赤いガードを越すと(徒歩で約20分)視界が開けて、世田谷と川崎の花火が同時に見ることができます。お勧めスポットです。
東名高速のガードから下流方向の河川敷は広いので、場所取りができない、ということはありません。余裕をもってレジャーシートを広げて見ることができます。
南武線なら「久地駅」から徒歩20分の、ボーイスカウト川崎第39団宇奈根キャンプ場周辺の河川敷。
こちらも、交通の便があまり良くない印象からか、人混みがひどくなく、穴場です。世田谷側の花火が良く見えます。
更に河川敷までは遠くなりますが、南武線「武蔵新城駅」から徒歩25分ほど歩いた、第三京浜道路より下流の河川敷。川崎側の花火が良く見えます。
第三京浜の上流側は有料協賛席になっていて、かなりのベストポジションなのですが、その下流側も良く見えます。
第三京浜を挟むだけで人出がかなり減ります。
まとめ
花火大会は混雑するのは当たり前。少しでもその混雑を避けるには、やはり最寄り駅は利用しない、最寄り駅を通過する路線は利用しない、ということでしょう。
打ち上げ会場の真ん前で見ることはできなくても、家族でゆっくりのんびり、寝転がったりしながら花火を見ることができるのは、とてもいい思い出になりますよね。
2会場同時打ち上げの贅沢な多摩川花火大会、ぜひ楽しんで下さい。