浴衣の着付けは自分でできる?必要なものは?着崩れない方法は?

浴衣を持っていても、自分で着られなければもったいないですよね。

つい「浴衣の着付けは難しい」と思ったり、「誰かに着せてもらわないといけない」と思って、敷居が高くなってしまってはもったいないです。
浴衣は、誰かに着付けてもらわなくても、独学で着られるようになります。
この夏は自分で浴衣の着付けにチャレンジして、花火大会や夏祭りのデートで、彼氏をびっくりさせちゃいましょう!

自分で浴衣を着るために必要なもの、着崩れしないポイントなどを解説していきます。

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浴衣の着付けは自分でできる?

浴衣の着付けを手っ取り早くマスターするためには、誰かに教わるのが一番です。ですが、着付け教室に通うのは敷居が高いし、お金がかかってもったいないですよね。近所に着付けができるおばさんも、都合よくはいないものです。

そんな時は、独学で着付けをマスターしましょう!

今は、ネットで検索すると、浴衣の着付けや帯結びの動画などが、多数アップされています。
まずは、それを見て、着付けにチャレンジしてみましょう。
結構細かいポイントを解説しているサイトもあるので、いくつか見てやってみて下さい。

でも、ネットの動画だけではなかなか分らないポイントもあると思います。「ここがうまくいかないけれどどうすればいい?」と、疑問が出てくることでしょう。

それから、本屋に行って、浴衣の着付けについて書かれている本を探してみましょう。
全く着付けの知識が無いうちに本屋に行ってたら、どの本が自分に合っているか分らず、やみくもに選んでしまうハメになりますが・・・。とりあえずネットである程度着付けの知識がついてから本を見ると、どの本が自分の分らないことについて詳しく解説されているか、分りますよね。
自分が疑問に思っていることが詳しく解説されている本を選びましょう。もしDVDが付いている本だと、動画でも見られるのでお勧めです。

基本的に、無料で見られるネットの情報よりは、普通に売られている本の方が内容が濃いので、勉強になるでしょう(笑)

そして、改めて本を見ながら、じっくりと着付けの練習をしましょう。

浴衣の着付けに必要なものは?

浴衣の着付けに最低限必要なものは

・浴衣
・半幅帯(または兵児帯)
・腰ひも 2本
・下駄

でもそれだけで着られるのは上級者なので、初心者は以下のものがあると便利です。

・着物クリップ(通常「コーリンベルト」という名前で売られています)
・伊達締め
・薄手のタオル(温泉旅館でもらうような、薄手の浴用タオルがベター)
・浴衣用スリップなど、浴衣用の下着(歩きなれていないとはだけることもあるので、着物スリップ等の浴衣用の下着を付けていると、ちょっと裾がめくれた時も安心です)
・ゴムの腰ひも(「着物ベルト」という名前で売られていることが多いです。普通の紐でなく、ゴムベルトタイプの腰ひもだと、伸縮性があるので苦しさ半減で楽です。体にもフィットしやすいです)
・帯板(半幅帯では帯板を使わないことが多いですが、帯板があると帯のしわができないので、とてもきれいに見えます)

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浴衣の着付けで着崩れないポイント

腰ひも命!です。
着崩れしない一番のポイントは、とにかく

「腰ひもをしっかり締める」

ということです。
とにかく力を込めてしっかり締めましょう。

腰ひもを当てる位置は、腰骨のでっぱり(グリグリしているところ)のすぐ上。そこだと、しっかり締まるし、苦しさがほとんどありません。
腰骨より上だと、お腹を締める感じになるので苦しいです。

腰ひもをしっかり締めていれば、着崩れの心配はかなり減ります。

帯は、帯の下線が腰骨のでっぱりの上に乗る位置で巻いていきます。
帯は全体を締めると苦しいので、下線だけしっかり締めるようにします。上線はゆとりを持たせるます。そうすることで、帯が「面」で締まるのではなく「線」で締まるので、苦しさがかなり減ります。
「帯が苦しい」と言っている人は、大体が帯全体をギューっと締めている場合が多いです。「下線だけを締める」がポイントです。

浴衣には補正は必要ない、とよく言われます。ですが、浴衣を着慣れている人はそれで大丈夫でも、初心者ならある程度の補正がある方が着崩れの心配が減ります。慣れないうちは補正をすることをお勧めします。

着物は「寸胴体型」の方が着崩れしません。そのためにも、補正をした方が良いと言われます。
浴衣の場合は、ウエストにタオルを巻くだけでも、帯のおさまりが良くなります。
浴衣スリップや肌着の上から、薄手のタオルを幅半分に折り、輪が下になるようにウエストに巻いて、腰ひもで軽く押さえておきます。それから浴衣を着ます。
1枚タオルを巻くことで、腰ひもが直接体にくい込むのも抑えられ、苦しさも半減しますよ。

胸元は普通の紐よりもコーリンベルトを使うと、胸がはだけてくることが無いので、使うことをお勧めします。
コーリンベルトをした上から更に伊達締めをしておくと、更に胸元がしっかり落ち着きます。

まとめ

この夏は浴衣デート、楽しみですね。
自分で浴衣を着てきた・・・なんて、きっと彼氏からのカブも上がりますよ♪
でも時間が経つにつれて着崩れしてしまってはヒンシュクですよね・・・(泣)そんな悲しいハメにならないように、しっかり事前に浴衣の着付けの練習をして、着崩れないポイントを抑えておけば、そんな心配はありません。

花火大会に七夕祭りに盆踊り・・・。夏は浴衣を着ていくお祭りがいっぱいです。素敵な思い出を作って下さいね。

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