ワキから滴る大量の汗・・・女としては悩みの種です。
服にワキ染みができて、腕を上げることができない。ひどいときには、ひじの下まで滴ってくることも・・・。
気になって彼氏とのデート中も気がそぞろになってしまいますね。
できればワキ汗を止めたいけれど、出てきてしまうものを抑えるのは無理・・・と、諦めてはいませんか?ワキ汗対策は、実は色々とあるんです。
特別に薬や手術などに頼らずに、簡単に手軽にできるワキ汗対策や予防方法、また、ノースリーブを来た時のワキ汗対策も紹介します!
脇汗を止める簡単な方法は?
手軽にワキの汗を止める対策として、「ツボ押し」と「ミョウバン水の利用」があります。
・ツボを押す!
劇的に汗を止めるという強い効果はありませんが、覚えておくと、いつでもすぐに手軽にできます。
ゆっくりと、何回か繰り返し強めに押します。
以下にご紹介するツボは、特にワキ汗に効果があるツボです。
『後谿(こけい)』
手を握り、グーの形を作った時に飛び出る小指の付け根あたりの部分。いわゆる手相の感情線が始まる先端の部分。
親指の腹やペンなどで、何回か強く押します。
『屋翳(おくえい)』
乳首の3cm~5cm(指2〜3本分)ほど上を1分〜3分ほど押さえます。
『大包(だいほう)』
わき下の真ん中から下あたりを押さえます。結構即効性のある汗止めのツボです。
腕を組むような感じで両腕を交差させてそのまま指でワキの下を押せば効果があります。
上半身の汗を止めるこのワキより下の胴まわりを圧迫する方法「半側発汗(はんそくはっかん)」と言いますが、実は手のツボよりも効果が強いものです。
右側だけを押せば(圧迫すれば)右側半分だけ汗が止まり、左側だけを押せば(圧迫すれば)左側の汗が止まります。
舞妓さんが顔に汗をかかず化粧崩れをしないために、着物の帯でワキの下あたりをキツく締ているのですが、この方法はまさに大包のツボを抑えることになっています。かなり効果があるのです。
一般の人は舞子さんのように帯を締めることは無いですが、その代わりに、屋翳と大紐包を抑える位置で紐を結ぶと良いです。
今では、その原理を利用したこのような汗止め用のベルトも販売されています。
・ミョウバン水を利用する
一般的な制汗スプレーよりも効果が期待できます。
自分で簡単に作れるし、費用も安いです。
簡単なミョウバン水の作り方
・ミョウバン(ミョウバン・焼ミョウバンどちらでもOK)
食料品の漬物用品のコーナーや薬局で手に入ります。50~60グラムで200円程度です。
・水(水道水でOK)
・100均などで売っているスプレーボトルミョウバンと水の比率は150(水):1(ミョウバン)を目安とします。水150mlでミョウバン10gです。
スプレーボトルに水とミョウバンを入れます。ミョウバンは溶けにくいので、1日~2日ほど放置しておくとよいです。
1週間くらいで使い切りましょう。
ワキにミョウバン水入りのスプレーボトルを1、2回吹きかけて、タオルで汗を拭きとりましょう。
その後にもう一度スプレーボトルを吹きかければ、雑菌がきれいにとれ、汗を抑えてくれます。
※もし、かゆみや痛みが生じた場合はすぐに使用を中止して下さい。
脇汗を予防する対策はどうすればいい?
ワキ汗を手っ取り早く予防する方法は、ズバリ、服の内側からボウスイスプレーをかけることです。
脇の下の部分に、服の裏側から防水スプレーをしましょう。そうすることで、汗をかいても、服に汗が染みこまないので、目立ちません。
脇汗パッドと併用すると、より効果がありますね。
脇汗が気になるノースリーブの時の対策は?
脇汗がひどいために、ノースリーブを諦めてはもったいないです。
ノースリーブを着た時の脇汗対策としては、風通しをよくしておく、ということです。
脇汗がいつまでもそこに残っていないように、洋服のデザインを考慮して脇の風通しがよくなるデザインの服を着こなすとよいですね。ノースリーブの場合、風通しのよいデザインといっても難しいところがありますが、余り体にフィットし過ぎないものなどがよいでしょう。
また、今では、「肌に直接貼るタイプの汗取りパッド」があるんです!
脇の下に直接貼るもので、汗を抑えてなお且つ通気性があるものです。
まとめ
・手っ取り早くツボを押す
・リーズナブルにミョウバン水を利用する
・服の内側から防水スプレーを使う
・肌に直接貼るタイプの汗取りパッドを利用する。
等、すぐにできる簡単な方法ですので、ぜひ試してみて下さい。